シニア層をスタッフとして活用することはそう簡単なことではない
モスバーガーのシニア層活用は、人材面・営業面ともプラス効果を発揮することを、前回・前々回で述べました。ならば、他の企業もシニア層の雇用を行えばいいのですが、シニア層の活用はそう簡単なことではありません。
歳を取ると、まず頑固になります。そう新しい考えをなかなか受け入れ難くなるものです。もうすぐ40になる私ですら、そう感じるほど。プライドが許さないというのではなく、なんとなく昔のやり方、自分がこれまで採ってきた方法を続けるものなのです。シニア層は、年齢が年齢ですから、その傾向が特に強いでしょう。
そのシニア層を新たな職場で活用するのは、そう簡単なことではありません。ましてや、これまで事務系・営業系の仕事をしてきた人が、店舗で接客や調理を行うことは、全く未経験の仕事をするのと同じ。この未経験の仕事を習得するのは、若者でさえ難しいことですから。
店舗での接客や営業・IT関連に人で不足感が強いとすれば、これら業界でシニア層を活用するのは、相当難しいでしょう。だからこそ、活用できれば大きな競争力になるのではないでしょうか。
☆今日のまとめ☆
年齢を取ると、人は頑固になる傾向があり、新しい仕事ややり方を受け入れ難くなるもの。
だから、シニア層が全く未経験の接客サービスで活用するのは、相当難しいと言える。
だからこそ、活用できれば、大きな競争力になるだろう。
WSJを読むには、基本的な英単語を知っていなければなりません
- 今日のこぼれ話☆
3連休も終わりました。
タイガース感謝セールはそう大きく実施されていませんでした。
関西経済はまだまだ弱そうです。