マクドナルドのベジタブルチキンバーガーで本当に女性を獲得できるのか?
先日プロメナ神戸のマクドナルドで昼食を取りました。普段は弁当を持参するのですが、その日は雨で食べる場所を確保するのに苦労するので、外食することに。こういう人が多いならば、外食産業にとって雨の日も捨てたものではないですね。
マクドナルドを選んだのは、話題(?)の新商品・ベジタブルチキンバーガーを試食したかったから。商品名からもわかるように、ヘルシー志向の高まりに対応した商品であり、女性を意識した商品も模様。
詳しくは別の日に書こうと思うのですが、従来のマクドナルドのバーガーにはないさっぱりした味で、暑い夏に向いているように感じました。発売したタイミングはよかったと思います。ただ、男性からすると、少し物足りないですね。
改めて周りを見たところ、14時までの昼マックが終わっていたこともあり、マクドナルドの商品を食べている人は少数派でした。ただ、昼食を取る人が少なかったというわけでもなかったので、昼マックの値引きがなければ、マクドナルドの競争力は低いと言わざるを得ません。印象的だったのは、私の近くで食べる二人の女性。一人は外回りの営業職らしく、もう一人は子供連れのママ。営業職の女性が食べているのは、カツ丼。そして、ママが食べているのは吉野家の牛丼かその他丼もの。マクドナルドが獲得したい女性層が、なんと丼を選んでいるのです!昼マックの割引がないとはいえ、専用アプリで乱発気味のクーポンを使えば、カツ丼・牛丼と同程度の料金でマクドナルドのセットは食べられるはず。(380円の牛丼よりはだいぶ高くなりますが)それでも、丼ものを選ぶ女性は、ガッツリ食べたかったのでしょうか。
ヘルシー志向の女性を意識してベジタブルチキンバーガーやサラダを投入したマクドナルド。一方、サンプル数はごくわずかですが、ガッツリ食べたいために丼ものを食べる女性。マクドナルドの苦戦は、当分続きそうです。
☆今日のまとめ☆
マクドナルドは、ヘルシー志向の高い女性を意識して、ベジタブルチキンバーガーを投入したが、女性が実際選んだのはガッツリ系の丼。
ヘルシー志向の商品を投入したからと言って、女性を獲得できるわけではない。
WSJを読むには、基本的な英単語を知っていなければなりません
- 今日のこぼれ話☆
個人的にベジタブルチキンバーガーをリピートするかといえば、ノー。
野菜を食べたければ、ベーコンレタスバーガーを注文するかなぁ。