週刊ダイヤモンド、親孝行という商機。

Reunion Dinner

今週の週刊ダイヤモンドは、

◎今、親のためにしたいこと

という特集が組まれています。テーマは親孝行です。

ざっと読んだだけなのですが、親孝行をしたいというニーズは確実に増えているように思えました。その大きな要因は、

◎生きていく上での確かな絆が少なくなった

ことにあると思います。経済成長が期待できた時代は、「会社」という絆が一番確かなものでした。レイオフ(解雇)されることなく、終身雇用が約束された時代。会社に勤めさえいれば、毎年給料が上がり、あこがれの生活を手に入れられる。これらの基盤が、「会社」という絆でした。

レイオフがそう珍しくなった今では、絆としての「会社」という機能が大きく損なわれたのではないでしょうか。その結果、確かな絆として「家族」が見直され、一番身近な(一番かかわりが深いという意味で)家族として「親」がクローズアップされているように感じます。

親孝行に関する消費行動で見逃せないのが、

◎価格よりも質が重視される

ということではないでしょうか。例えば、親孝行として親と食事に行く場合、価格でお店を選ぶよりは、「そこで提供される料理が親の口に合うか」「ゆっくり食事できる雰囲気か」が選択基準として大きな意味を持ちます。

多くの業界で供給過剰による価格競争が激しくなっていることを考えると、価格ではなく質で選ばれる親孝行は、企業にとって大きな商機に思われます。今後、サービス業を中心に、親孝行に特化した商品が増えるのではないでしょうか。食に関して言えば、レストラン業界はもちろん、食品業界も、「親と一緒に食べる」「親に贈る」という切り口の商品開発や販促は十分可能だと思います。

 

☆今日のまとめ☆

親孝行という消費は、価格よりも質が重視される。

親孝行という切り口の商品開発や販促が、今後増えてくると思われる。

 

☆今日のこぼれ話☆

昨日から、フーデックスが行われています。

当初は行く予定でいたのですが、視察目的が明確化できなかったので取りやめにしました。

ただ、パンフレットやウェブを見ると、何とも興味深い。

ワインの醸造者や販売者も、多数出展されています。

明日の夜行か明後日の朝一で行くかもしれません。(ただし、日帰り)

 

☆昨日の目標→その結果☆

◎朝6時に起きる→☓

◎毎日情報を発信する→◯

◎毎日仕事以外の人に話掛ける→◯

◎腕立て・腹筋30回→◯

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