大阪・ルクアのスタバに行列ができている理由とは?
先日、大阪・梅田のルクアに行きました。アベノミクスの影響が若者にも及んでいるのでしょうか。かなりの人混みでした。その最たるものが、ルクアにあるスターバックス。なんと、行列が出来ていたのです。
私にとって、スターバックスに行列ができているなんて、御茶ノ水にスターバックスが上陸して以来の光景です。ルクアのスタバは、以前からいつも混んではいたのですが、行列を見たのは初めて。ちなみに、どうしてもスタバに行きたいならば、ルクア以外に6店舗あります。(グランフロント大阪も含めて)歩くのが嫌なら、ルクア内にカフェが10店舗あるのです。こんなに選択肢があるのに、行列に並んでまでスタバに行くのは、何かしら理由があるからに他なりません。
その理由とは、
近いから
ではないでしょうか。ルクアのスタバは、9階のショッピングフロアにあります。しかも、9階には、本屋や雑貨店(ロフト)などがあり、アパレルショップほど好き嫌いのない商品が多く販売されています。だから、9階に行く人は比較的多くなります。例えば、友達とショッピングするにしても、9階の本屋で待ち合わせというパターンは、十分考えられます。9階で落ち合って、そこにスタバがあれば、少し休憩ということになるでしょう。これが、行列を生み出しているのではないでしょうか。
同じようなことが、7階のワイヤードカフェにも当てはまります。こちらも、ウェイティング(空席待ちの来店客)が多いカフェです。こちらは、スタバ同様少しの休憩目的だけでなく、買い物が長引いてお昼になってしまった人のランチ需要も満たしてくれます。待つくらいならば、10階のレストラン街や地下のカフェに行けばいいと思いますが、そんな面倒なことはしないのです。
スタバの行列から改めて実感したのは、
最近人は本当に面倒臭がり屋になった
ということです。少し歩くということすらしない、というイメージです。利便性を何よりも重視する消費者ニーズに対応するために、梅田の駅近に百貨店やショッピングセンターが集積しており、しかも流行っているのです。同じモノを販売しても、便利な場所にあるだけで売れるという現象が、至るところで起こっているのではないでしょうか。
☆今日のまとめ☆
ルクアのスタバに行列ができているのは、買い物途中にお茶ができ、便利だから。
利便性という消費者ニーズは、最近さらに強くなっているのではないか。
マーケティング・ビジネスのヒントに関するブログも書いています
WSJを読むには、基本的な英単語を知っていなければなりません
☆ 今日のこぼれ話☆
ショッピングセンターや百貨店のレストラン街の混み様も、利便性重視の表れですね。
私が学生の頃なんて、レストラン街自体それほどなかったですからね。
☆ 最近気になる商品☆
最近、ビール系飲料の新商品がやたらと増えていますね。
これもアベノミクスの影響なのでしょうか。
今度飲んでみたいと思います。
で、調べてみたところ、なんとイオン専用商品のようです。(ニュースリリースはこちら)
最近、チェーンストア専用商品が本当に増えています。
イオンのネット通販にもないようですので、イオングループのスーパー・コンビニでどうぞ。