小売店のイートインスペースが果たす役割
Photo:こんなに広くて電源あって、喫煙ルームのあるイートインのあるコンビニは初めて。 ちなみにココは2階で、コンビニは1階。 By naohisa1971
先日、大阪・北新地あたりを歩いていると、都市型スーパーを見つけました。見つけたというよりも、以前からそこにダイエー系スーパー(確かグルメシティ)があったことは知っていたのですが、ブランドは都市型スーパーブランドのフーディアム(foodium)に変更。会社帰りのサラリーマンや飲み屋街から買える人をターゲットにしてることは、明らかでしょう。
総菜や生鮮品が多いという印象で、都市型スーパーとしてはオーソドックスな形なのですが、人で賑わっているブースがありました。それは、イートインスペース。何を食べているかは見なかったのですが、恐らくフーディアムで販売する総菜やスイーツでしょう。淹れたてコーヒーを販売するお店なので、スイーツの方が多いかもしれません。イートインがあるので、コンビニではなくフーディアムを利用する人は多いと思います。
イートインスペースで思い出すのは、JR神戸駅の駅ビルにあるヴィ・ド・フランス。ヴィ・ド・フランスは、山崎製パンが運営するベーカリーカフェ。よくあるパン屋さんのように、好きなパンをトレーに取ってレジまで進みますが、レジで飲み物を頼めば、その場で食べることができます。JR神戸駅のヴィ・ド・フランスはシニア客で賑わっていますが、これもイートインスペースのお陰でしょう。
この2つの事例からもわかるのですが、イートインスペースがある方が集客できるようです。その場で食べられるというのは、一つの付加価値なのかもしれません。
☆今日のまとめ☆
北新地の都市型スーパーや駅前のベーカリーショップが集客に成功しているのは、イートインスペースがあるから。
イートインスペースは、小売店にとって集客効果がある。
WSJを読むには、基本的な英単語を知っていなければなりません
☆ 今日のこぼれ話☆
阪急うめだ本店のデパ地下にも、イートインスペースがあります。
ワインも飲めるので、ここはおすすめ。