オリンピック東京開催が与えるコンビニの影響とは?
by courtesy of Nemo’s great uncle
2020年の夏季オリンピックが東京で開催されることが決まったわけですが、この決定のニュースで一番印象的だったのが、宮城県の村井知事の言葉。オリンピック関連の建設工事が発生することで、震災復興が遅れるのではないか、というものです。それだけ建設現場では、人手不足が深刻な証拠です。
そこでふと頭に浮かんだのが、建設工事とコンビニの関係。お昼時コンビニに行くと、作業着を着た男性を多く目にします。恐らく、コンビニ近くの建設・工事現場で働いているのでしょう。その作業員が不足しているということは、一人あたりの労働時間が長くなっているということです。ゆっくり昼休みを取る時間がないことでしょう。ならば、飲食店でランチを食べるよりも、コンビニで弁当やカップ麺を買う確率の方が高まるわけえです。つまり、
建設・工事現場での人手不足→一人あたりの労働時間が長くなる→時間を節約するために、コンビニで食べ物を買う
ということになるのです。
直近四半期のコンビニ業績がいいのは、作業現場での人手不足が影響しているかもしれません。また、東京オリンピックで建設工事が増えれば、人手不足を介して、コンビニがその恩恵を受けるかもしれません。
☆今日のまとめ☆
オリンピック東京開催で建設工事が増えれば、人手不足はより深刻になる。
人手不足で作業員の労働時間が長くなれば、より時間節約になるコンビニ利用が増えるかもしれない。
つまり、オリンピック東京開催で、コンビニ業績がさらに好調になるのではないか。
WSJを読むには、基本的な英単語を知っていなければなりません
☆ 今日のこぼれ話☆
先日、久しぶりに回転寿司に行きました。
もっぱら自宅で握ることが多いですが、やはりプロが握る寿司は旨い。